親子3世代の草木染 岡谷蚕糸博物館で企画展

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草木染研究家の山崎和樹さんのギャラリートークで開幕した岡谷蚕糸博物館の「草木染」展

岡谷市の岡谷蚕糸博物館の企画展「草木染」展が3日、同館で始まった。作家で草木染研究家の山崎斌さん、息子の青樹さん、青樹さんの息子和樹さんの親子3世代が、植物のみで染めた絹糸の綛など約300点を展示。自然由来の染料で引き出した色の豊かさを伝えている。来年1月19日まで。

斌さんは昭和初期、化学染料による染めと区別するため天然染料の染め物を「草木染」と命名したとされる。ベニバナ、アカネ、トチノキなどの植物の根、樹皮、果実から染料を採取し、染料の濃度を調節したり混ぜ合わせたりして濃淡と明暗の変化をつけるのが特徴。同展では岡谷市がシルクで発展したことから、絹を素材にした染め物を中心に展示した。

初日は草木染研究所柿生工房(川崎市)を主宰する和樹さんがギャラリートークを行い、3人それぞれの作品を解説した。日本画家でもあった父、青樹さんが制作した着物「嵯峨野」について、「無地の反物に竹を描いた、とても父らしい作品。無地ならではの力強さがある」と話した。

ギャラリートークと草木染のワークショップは11月28日、来年1月19日にも開く。

開館時間は午前9時~午後5時。水曜日休館。入館料一般510円、中高生310円、小学生160円。問い合わせは岡谷蚕糸博物館(電話0266・23・3489)へ。

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