無料Wi―Fiを避難所、観光施設に 伊那市

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伊那市は、スマートフォンやタブレット端末、ノートパソコンなどのモバイル機器を無料でインターネットに接続できる公衆無線LAN(無料Wi―Fi)を新たに市内11カ所に整備する。避難場所となる公共施設や観光施設が対象で、災害時の情報収集の手段を確保するとともに、観光客の利便性向上につなげる狙いもある。11月までの供用開始を目指す。

市はこれまでにJR伊那北駅や伊那図書館など9カ所に無料Wi―Fiを整備。また、伊那ケーブルテレビジョン(同市)が、地域の公共サービスの向上やデジタル格差の解消を目的とした無線アクセスシステム(地域BWA)により市役所、防災コミュニティセンター、伊那スタジアムの3カ所に公衆無線LANのアクセスポイントを独自に設けている。

新たに整備するのは▽中央駐車場▽高遠町総合福祉センター「やますそ」▽高遠町文化センター▽高遠スポーツ公園文化体育館▽長谷総合支所▽創造館▽旧馬島家住宅▽高遠城跡(南口)▽高遠花の丘公園▽道の駅「南アルプスむら長谷」▽南アルプス林道バス営業所―の11カ所。

既設のWi―Fi設置施設では特定のキャリア(通信事業者)しか利用できない場所もあったが、今回はキャリアを選ばず利用できるようになるという。

事業費は約200万円。災害時に災害関連情報を確実、迅速に入手できるよう、避難所や避難場所などの防災拠点の環境整備を行う自治体に対して費用の一部を補助する総務省の公衆無線LAN環境整備支援事業の2分の1の補助を受けて実施する。

市はWi―Fiをライフラインとしてネット環境の整備を図るとともに、インバウンド(海外誘客)にも対応した取り組みとして推進する。「外国人観光客にとってWi―Fiは必須となっており、大々的に整備していきたい」としている。

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