“御柱”の人情喜劇 岡谷市小井川区の村芝居

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本番に向けて稽古に熱が入る小井川区壮年会

本番に向けて稽古に熱が入る小井川区壮年会

岡谷市の小井川区壮年会(駒場豊会長)が、17日に同区民会館で開く恒例の「村芝居」に向けて、熱の入った稽古を重ねている。30回目を迎える今年は、御柱年にちなんで宮大工を描いた創作劇「親父(おやじ)の背中」を上演。笑いと涙あふれる人情喜劇を目指し、出演と裏方を含めて総勢40人でつくり上げる。「男は黙って背中で語る、そんな生き方を伝えたい」としている。

物語の舞台は江戸時代の追川(小井川)村。人情味あふれる宮大工の茂蔵(しげぞう)を主人公に、諏訪明神御宝殿造営の請け負い騒動を描く。命を助けたおりんとその息子との心の通い合いも織り交ぜる。

出演するのは小学2年生~50歳代の20人。5月中旬から稽古を始め、6月に入ってからは連日練習。衣装を身に着け、大きく立ち回りながら演技を繰り返している。子役を演じる岡谷北部中2年の高林敦樹君(13)は「大人に混ざって演じるのも徐々に慣れてきた。重要なシーンに登場する役なので、感情を込めてしっかり演技したい」と話す。

脚本、演出、舞台セットまですべて手作りのオリジナル。作品には「父親の背中を見て人生の勉強をしてほしい」との思いが込められている。脚本・総監督の増澤誠司さん(58)は、時事ネタを交えながら仕上げたそうで、「愛嬌(あいきょう)のある悪役3人も見どころの一つ。観劇後に晴れ晴れとした気持ちになってもらえたら」。駒場会長は「感動を届けられる舞台にしたい」と抱負を話している。

村芝居は小井川区民演芸祭の中で、午後2時30分からの予定。入場無料。

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