アルピコ労組諏訪バス支部 県職員乗せ路線調査

LINEで送る
Pocket

アルピコ労働組合諏訪バス支部(茅野市)は4日、県諏訪建設事務所職員にバスに乗車してもらい、乗務員目線で路線の課題を確かめてもらう初の現地調査をした。同市から諏訪市に至る区間を走行しながら大型車同士のすれ違いが困難な場所、停止線やカーブミラーの改善が必要な箇所を確認。自家用車では気にならない道路脇の樹木がバスでは通行の支障になることなどを知り、県は「緊急度の高いものから改善に努めたい」とした。

同支部は昨年12月、諏訪地方の道路管理者や警察署に危険箇所の改善要望を実施。併せて同乗調査を持ち掛け、県がこれに応じた。建設事務所からは田代幸雄所長ら5人が参加した。

JR茅野駅を出発し、県が管理する茅野停車場八子ケ峰公園線、国道299号を経て白樺湖方面へのバス路線を進んだ。粟沢橋交差点で、武田直樹書記長と伊藤光良自動車対策部長は「見通しが悪く対向車が見えるカーブミラーが必要」と説明。国道152号の湖東新井交差点~北山湯川は道幅が狭く、多くの改善要望を出していた。

霧ケ峰のビーナスラインまで走り終えると、田代所長は路面の傷みによる振動が気になった様子で「舗装をしっかりやらないといけない」。太田茂登維持管理課長は「道路パトロールで状況を見るのとは景色が異なり、改善点や危険箇所がよく分かった。緊急度を勘案しながら対策を講じたい」と語った。

今後、市町村などにも呼び掛けて同様の調査を継続していきたい考え。同支部は「安全・安心・快適な輸送は公共交通の使命。バスにとって安全な交通環境は、一般の運転手や歩行者のためにもなると思う」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP