台風19号 観光・商業施設 対応に追われる

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台風19号の接近に伴う計画運転で運休を知らせる張り紙=JR上諏訪駅

台風19号の影響で首都圏と諏訪地方を結ぶJR中央本線や中央自動車道の通行止めを受け、秋の行楽シーズンを迎えた諏訪地方の観光施設ではキャンセルが相次いだ。JR上諏訪駅では運行中止となり、足止めとなった観光客や切符の払い戻しに訪れる地元住民の姿があった。閉店時間を繰り上げた商業施設も相次いだ。

上諏訪駅では、千葉県から友人6人と観光で諏訪地方を訪れ、この日帰宅する予定だった鈴木彰さん(66)が乗車予定だった切符の手続きに訪れていた。13日も終日運転が見合わせとなることから、電車以外での交通手段を検討するといい、「13日には電車が復旧すると思っていたのに」と肩を落とした。

諏訪地方の宿泊施設のうち、諏訪市のRAKO華乃井ホテルでは予約の約7割がキャンセルとなった。白鳥和美社長は「3連休の初日で大打撃。自宅に帰れない宿泊客も多い。早期の交通網の復旧に期待したい」と語った。

昨年の台風でゴルフ場内に土石流の一部が流れ込むなど被害があった富士見高原リゾート(富士見町)は12日は宿泊施設など一部のみ営業。富士見パノラマリゾート(同町)は12日は全面休業。「秋の観光シーズンなのでお客さんにたくさん来てほしかった」と残念がった。

岡谷市の大型商業施設「レイクウォーク岡谷」では閉店時間を2時間繰り上げた。食料品を求める来店客にできる限り応えようと営業を継続したが、従業員の安全確保の兼ね合いから午後7時に閉店した。衣類、雑貨などを販売する同施設のテナントは午後6時までにほとんどが閉店。手作りアクセサリーのパーツなどを販売するパーツクラブの市川麻衣店長は「スタッフの安全を考慮して決めた」と話した。

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