台風19号 諏訪地方100人が避難所で一夜

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台風19号の県内最接近から一夜明けた13日、諏訪地方では倒木や路肩崩落による幹線道路の通行止め、停電の復旧作業に追われた。上川の氾濫の恐れから、諏訪、茅野両市の流域など一部の地域に発令された避難指示は12日深夜までに解除された。避難勧告も各地で発令され、諏訪6市町村の避難者数は最大で1936人となり、このうち100
人が避難所で一夜を明かした。

上川の江川橋観測所(茅野市上原)では12日午後5時20分に避難勧告発令の目安となる氾濫危険水位3・9メートルに達し、午後7時にはピークとなる4・4メートルを記録した。気象庁によると、茅野市白樺湖の12日の24時間雨量が2004年の統計開始以降で観測史上最大となる228・5ミリとなった。

6市町村は災害対策本部や警戒本部を設置した。13日にまとめた避難者数の市町村の内訳は諏訪市が1058人で最も多く、茅野市が444人、富士見町が389人、原村が33人、岡谷市が12人、下諏訪町が0人だった。避難所で一夜を明かしたのは茅野市で59人、富士見町で22人、諏訪市で15人、原村で4人だった。このうち、最大で一時530人が避難し、5組10人が一夜を過ごした諏訪市の諏訪中学校では午前7時前に全員帰宅した。

浸水被害は茅野市上原の陶芸・木彫工房と同市蓼科の温泉旅館で各1棟床上浸水があった。同工房では車両が1台水没した。

茅野市蓼科の一部の別荘地では断水が続いている。

県諏訪農業改良普及センターによると、台風による大きな農業被害はなかったという。

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