路線バスに中学生デザインの新車両 茅野市

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関係者に見送られて出発する新車両。市長や議員が乗車して乗り心地を確認した=茅野駅前

茅野市は16日朝、路線バスの新車両出発式を茅野駅バス停留所前で行った。白とベージュのツートンカラーに市内中学生が描いたデザインを配置した小型バスで、運行事業者や市会議員、関係区長ら約20人が参加してテープカットを行い、バスの利用促進につながることを期待した。

新車両は、2016年9月まで「福祉バスビーナちゃん」として運行した車両3台のうち1台を更新した。更新は昨年に続いて2台目。導入後17~18年が経過したため、運行事業者のアルピコ交通が約1500万円で購入した。路線維持のため市が全額補助している。車両は排気量3000っcの4輪駆動で、安全性や燃費性能が向上されているという。

デザインは市内の4中学校から募集し、28点の中から長峰中2年の北原羽流さんと同1年の桜井詩歩さんが出品したかわいいタッチの2点を選んだ。CHINOと市章、八ケ岳をあしらった北原さん考案のデザインが前面に、桜井さんが描いた市のキャラクター「ちーぼ」やリス、八ケ岳、ドングリなどの作品が側面に配置されている。

出発式で、今井敦市長は「今まで以上に利用してくれる人が増えれば」と期待。アルピコ交通中南信支社の二條宏昭支社長が「安全安心を最優先に地域に貢献します」と決意を語り、市議会の伊藤勝副議長は「議会としても地域の足の後押しを一生懸命応援していく」と強調した。

市によると、新車両は中大塩・糸萱線と北大塩・蓼科線、東向ケ丘線、柏原線の4路線を走る。出発式に出席した東向ケ丘区の田口大輔区長(46)は「車がないと生活が難しい地域。新車両が注目され、利用者が増えれば」と語り、バス路線の存続を願っていた。

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