中高生議員が町へ質問 下諏訪で模擬議会

LINEで送る
Pocket

しもすわ未来議会で質問する議員役の生徒

下諏訪町に通学する中高生による模擬議会「しもすわ未来議会」は17日、町役場で開いた。生徒9人が議員役になって通学路の安全や空き家対策、小中学校の統廃合などについて質問。町は今後のまちづくりの参考にする。

下諏訪社中3年の小口優芽さんは水路がむき出しになった大社通りの写真をパネルで示し、フェンスやふたをするよう要望した。青木悟町長は地域住民が水路を大切にしてきた歴史に触れ、「ふたをすると水が見えなくなってしまう」と述べた。

下諏訪向陽高2年の芦部彬さんは古い空き家が増えている現状を質問した。青木町長は町内には640軒の空き家があり、アンケートで回答のあったうちの3分の2の所有者が高齢者で、12%が解体を希望しているという数値を示した。

下諏訪中3年の西尾美愛さんは「子どもの数が減り、部活動が成立しなくなる。小中学校の統廃合への考えは」と問うた。松﨑泉教育長は3、4年後に町内の2小学校の児童数が増える予想を示し、青木町長は「統廃合は考えていない」と応じた。

青木町長は「しっかりと思いを持って質問してくれたので意見の積み重ねができた」と講評。町と岡谷市のテニスコート使用料の違いを指摘した下諏訪向陽高2年の松澤さくらさんは「意見を反映させてくれる姿勢が見られてうれしかった」と感想を話した。

未来議会は2009年度に始まり、11年目。これまでに中学生のニュージーランド研修やいずみ湖の野外ステージ設置などが実現している。

おすすめ情報

PAGE TOP