明治の庭眺め一服 茶庭「亀石」9日オープン

LINEで送る
Pocket

9日からオープンする茶庭「亀石」=諏訪市神宮寺

9日からオープンする茶庭「亀石」=諏訪市神宮寺

諏訪市神宮寺に、明治時代に造られた庭園を眺めながら、気軽に抹茶を楽しんでもらう茶庭「亀石」が9日オープンする。御柱街道に面した諏訪大社上社本宮の隣りで、諏訪産の寒天を使った天寄せ、まんじゅうを提供。年間通して開く予定で、周辺のにぎわい創出の一助として期待されている。

茶庭は石材店の石栁北原に併設し、自宅の二間と裏庭をあてる。築山は広さ約1000平方メートル。130年ほど前に同店初代の栁太郎が造り、傾斜地から出土した亀に似た自然石「亀石」がシンボル的存在。現在は手前の池の周りにツツジやサツキ、イチイなどの低木、その向こうに高木を配し、奥は上社の杜に続いている。

近年、裏庭の存在を伝え聞いた地域の人、観光客が芽吹きや紅葉、冠雪時に訪れ、「公開してほしい」という声が寄せられていた。

茶庭はこうした背景が後押しとなって、同店の北原憲子さんと憲子さんの次男妻の美智子さんが協力して運営する。御柱料理としても根強い人気のクルミやゴマ、抹茶の天寄せ、季節の野菜の漬け物を手作りし、サイコロ状の寒天を入れたオリジナルの亀石まんじゅうなどを用意する。

憲子さんは長年、御柱祭の裏方・おもてなしの料理人として活躍している一人。「お抹茶や諏訪の産物を自由なスタイルで楽しめる、ほっとするスペースが提供できたら」という思いを持ち続け、「気楽に立ち寄ってほしい」と話している。

メニューは庭園コース(抹茶、まんじゅう、お茶)680円、亀石コース(庭園コース+寒天寄せ、漬物)880円。午前10時~午後4時)。定休日は毎週木曜日。問い合わせは亀石(電話0266・75・0078)へ。なおオープン特別イベントとして9、10の両日、同店発大社本宮周辺を走る人力車が登場する。

おすすめ情報

PAGE TOP