2019年10月20日付

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「SDGs」。最近、頻繁に耳にするようになった。SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「持続可能な開発目標」なのだという。2015年の国連サミットで採択され、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」といった17の目標を30年までに達成することを掲げている▼環境省のホームページを見ると、環境、経済、社会のバランスを取り、地球上の誰一人として取り残すことなく進めるもの。どの国でも、どんな人も、人間らしく生きることができるゴールを描いていると理解している▼SDGsの実現を支える土台が環境だと思う。台風19号は千曲川など東日本の数多くの河川を氾濫させ、途方もない広範囲の浸水被害を引き起こした。災害によって生活や経済活動の基盤を失えば、持続どころではなくなってしまう▼19日まで諏訪市で開かれた今年の諏訪圏工業メッセは、SDGsをテーマに据えた。企業も環境問題は避けて通れない。大災害はいつどこで起きてもおかしくないといわれる。台風19号被害のように、諏訪や上伊那でも諏訪湖や天竜川が氾濫し、社屋や工場が水に漬かって大損害を被る事態ともなれば、社の存続にも関わりかねない▼環境に優しくあるためには、あらゆる物を大切にし、人を思いやる心が両輪となるのではないだろうか。みんなの日々の積み重ねがなければ、SDGsのゴールは遠のく。

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