有機農業で食の安全安心を 岡谷でイベント

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食の安全をキーワードに幅広い連携を目指した「食の安心安全『輪づくり』」

有機農業の推進と食の安心安全を考える有志らでつくる「『食の安心』を考える会(仮称)」は19日、生産者や消費者、行政など食に関わる幅広い関係者の連携を目指したイベント「食の安心安全『輪づくり』」を岡谷市長地権現町の諏訪湖ハイツで開いた。諏訪地方や中信地域を中心に約40人が参加。講演や体験発表を通じて有機農業への理解を深めた。有志らは連携に向けた組織づくりを進め、今年度中にも正式に会を発足させる方針だ。

有機農業に対する理解を醸成し、連携強化を図るための情報・意見交換の場として、県が設置した有機農業推進プラットフォーム。その趣旨に賛同した有志らで独自の組織を立ち上げ、流通や小売業など幅広い分野とも連携を目指すことにした。

イベントは組織づくりへの足掛かりとして企画。岡谷市内で有機農業に取り組む発起人の山崎公久さん(83)は「食の安心が一番のテーマ。流通も含め買いたい人、売りたい人が横に手をつなぐことをお手伝いし、大きな輪をつくりたい」と意欲を示した。

この日は県農業試験場企画経営部課長補佐で県有機農業推進プラットフォーム担当の吉田太郎さんが趣旨説明し、有機農業の推進とネットワーク化に向け理解を求めた。続いて元諏訪東京理科大教授で工学博士の奈良松範さんが「生物進化で失ってきたもの」をテーマに講演。日本ソムリエ協会講師の中村小太郎さんが「経営者から大病経由で 農家一年生の取り組み」と題して体験発表した。

有志らは生産者や消費者、食に関わる関係者の連携により、新たな取り組みへとつながる組織づくりを進める考え。国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」とも歩調を合わせていく。

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