タオル集め支援 富士見と原の商工会女性部

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被災地に思いを寄せてタオルを持ち寄った境小学校の児童たち

富士見町と原村の商工会女性部は、台風19号による県内被災地の復興を支援しようと、タオルを集める活動をしている。県商工会女性部連合会の取り組みで、富士見町内では境小学校の児童と保護者も協力し、隣近所や祖父母らにも声を掛けて取り組みの輪が広がった。原村内でも町役場や郵便局、消防署に協力を求め始めた。

全県組織の強みを生かして被災地支援ができれば―と、県内64の商工会女性部が23日ごろまでをめどに急きょ、取り組んでいる。タオルは泥の除去などに多用されているという。

富士見町内ではこの活動を知った境小の6年生と保護者が、全校を挙げた取り組みを提案。6年生が各家庭向けに協力を求める手紙を書き、週明けの21日朝、昇降口で回収した。

同校は昨秋、台風による倒木で数日間停電し、児童たちは水の使用もままならない生活を体験した。回収に立った6年生は、「ニュースを見ると、自分たちが経験した停電の被災なんて比べものにならない」と被災者の辛苦に思いを寄せる。

登校してきた児童たちは次々と持参のタオルを差し出し、中にはタオルで膨らんだ袋を幾つも届ける父母や祖父母の姿も。6年の小林凪葉さんは「早く復興して、地域に元気と楽しさを取り戻してほしい」と願いを込めていた。

富士見町商工会女性部の牛山由実子部長は、子どもたちと保護者の迅速な対応と協力に感謝し、「今後は被災地での受け入れ体制、要望に応じて必要な手を差し伸べられたら」と話している。

県連合会によると、両部が集めたタオルを長野市商工会から現地で災害ボランティアを運営する長野市社会福祉協議会へ届ける予定という。

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