昔の農機具を展示 八ケ岳まるごと収穫祭で

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昔の農機具の魅力を知ってほしいと話す芳澤さん

昔の農機具を修理して使えるように復元している「信州諏訪撥動機倶楽部」は26、27日、原村にある八ケ岳中央農業実践大学校で開かれる「八ケ岳まるごと収穫祭」に発動機(昔のエンジン)や製縄機(縄ない機)などを展示する。両日は、全国から修理士仲間が集まり、多様な発動機40台ほどを並べる。「現代の農業の発展は発動機から始まった。農業の機械化の歴史を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

発動機は石油を主原料に動くエンジンで、大正から昭和40年代に製造された脱穀機や縄ない機など農機具の動力となった。同倶楽部は原村や茅野市の男性4人で2015年に発足。使えなくなった発動機を修理して動かし、昔の農機具の保存や歴史の紹介に取り組んでいる。収穫祭には毎年出品し、実演も行う。

同倶楽部代表の芳澤力さん(72)=原村=は今回、昭和26年ごろの縄ない機と発動機を出品し、すべ縄作りを実演する。縄ない機は、わらを自動でより、すべ縄にすることができる装置。すべ縄はむしろや俵などの材料になり、当時の農家に欠かせないものだったという。

「昔の農機具は単純な構造なので一度直せば、この先80年は使える。さびてぼろぼろの発動機を動かせたときは感動する」と修理の楽しさを語る。「実際に動くところを見ると仕組みが分かる。当時を知る人は煙の匂いに懐かしさを感じるのでは」と話した。

倉庫に眠る発動機の情報提供も求めている。問い合わせは芳澤さん(電話0266・79・3222)へ。

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