豊かな恵み「伊那西ガレット」 住民ら調理

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渡邊代表(右奥)の手ほどきで地域食材をふんだんに使った伊那西ガレットを作る親子=23日夜、伊那西小学校

伊那市の伊那西地区で23日夜、住民が持ち寄った農産物でそば粉を使った料理「伊那西ガレット」を作る教室が開かれた。地区内には本格的なガレットに欠かせないシードル(リンゴの発泡酒)の醸造所もあり、自給率90%超の地域ガレットを作れることが最大の特徴。伊那西小学校の児童や保護者、教諭、住民ら約30人が参加して家庭での作り方を習い、地域の豊かさを実感しながら伊那西を表現したガレットを味わった。

果樹栽培や畜産も盛んな伊那西地区。具材として横山産のシナノスイートやリンゴ酢で漬けた紅芯大根、ますみケ丘の鶏卵、西町大坊のブロッコリーなどが集まり、学校の畑で育てたカブも並んだ。

そば粉をカモシカシードル醸造所(横山)のシードルで溶いた生地を用い、信州伊那谷ガレット協議会の渡邊竜朗代表がホットプレートでの作り方を伝授した。ガレットは焼いてから正方形に折り畳むのが一般的だが、たっぷりの地域食材で伊那西の恵みと豊かさを表現したいと、長方形のガレットを提案した。

参加者は木のトンボで生地を薄く伸ばし、焼いた生地をカンバスに見立てて伊那西野菜をトッピング。特別提供されたパルミジャーノチーズをすりおろした。「俺のガレットが一番きれいで、うまそうだ」。にぎやかな会話と食欲をそそる香りが広がった。

「いろいろな野菜がのっていておいしい。家や学校の近くにこんなに野菜があるなんて知らなかった」と伊那西小3年の藤澤大我君(9)、唐木風歌さん(9)。渡邊代表は「伊那谷の地域ガレットの中でも、伊那西ガレットは群を抜く豊かさ。自信と誇りを持って焼いていって」とエールを送った。

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