旧岡谷小付近の崩落地 県が急傾斜地対策工事へ

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岡谷市は24日、7月に土砂崩れが発生した岡谷市山手町の旧岡谷小学校跡地南東にある急傾斜地で、県が対策工事を行うことを明らかにした。崩落箇所一帯は県が急傾斜地法の危険区域と土砂災害防止法の特別警戒区域(レッドゾーン)に指定している。工事に向けた調査、測量に来年度着手する予定といい、完了後はレッドゾーンの指定が解除される見通しだ。

同日開いた市議会定例会一般質問で、市が実施している学校跡地の保全対策工事と、跡地近くで発生した土砂崩れへの対応について問う今井秀実氏の質問に答えた。

土砂崩れは7月9日に発生。午後3時ごろからの1時間に35ミリの局地的大雨が降り、 学校跡地の南東にある歩道下の斜面が崩落した。市は 「既設の排水施設では対応できなかったのが原因」と特定。土砂の撤去後、雨水を通すための排水パイプを設置して応急の復旧工事を行った。

一帯は土砂災害防止法のレッドゾーンなどに指定されているため、本復旧に向けた対策工事は県が実施し、近く着工の予定という。市では学校跡地で進めている保全対策工事に合わせて、県に急傾斜地対策工事を要望していたといい、土砂崩れを機に事業化が前倒しとなった。

答弁では学校跡地の整備についても報告。今後、土工事に加え、排水設備や植栽の工事に着手する予定だ。敷地内の植栽については斜面部分を所有する岡谷総郷が「里山に戻すこと、斜面の安定を保つこと、諏訪湖を望む眺望を守ること」を念頭に樹種を選定。斜面にはコナラ、景観に配慮した場所にはハナモモや桜、眺望の良い場所にはツツジやシバザクラなどを植える予定という。

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