「火灯山」に遊歩道整備 湖南小4年生も参加

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チェーンソーで木を切る様子をのぞき込む湖南小学校4年生

諏訪市湖南の北真志野生産森林組合などでつくる北真志野里山整備利用推進協議会(小笠原孝会長)と同市湖南小学校4年生54人は、県森林づくり県民税(森林税)を使った里山整備活動を、同組合管理の「火灯山」で始めた。初回の24日は児童が同組合員や市職員ら6人の案内で山道の状態や倒木、チェーンソーを使った木の伐採の様子を見学し、利用しやすい山にするための整備事業を考えた。

コースは西山公園を発着点に南俣道路を登り、山頂(標高1155メートル)を経由して尾根伝いに下る約8キロ。児童らは3時間ほど掛けて山を散策した。水分を含んだ土の斜面で滑ったり、倒木に足を引っ掛けてよろけたりしながらも懸命に進んだ。靴や服を土で汚し、「道が広い方が良い」「転ばないように手すりを作ってほしい」などと要望する声が挙った。

山頂ではチェーンソーを使って樹齢45年の唐松を伐採。児童らは、「めきめきめき」と音を立てながら木が倒れる様子に、「すごい」「簡単に倒れた」と驚いていた。

整備事業は県から里山整備利用地域として認定を受けた約20ヘクタールを中心に実施。森林を伐採した上で八ケ岳を眺望できる展望台を設置するほか、倒木などを取り除いて道幅を広げ遊歩道を整備する。同日の活動で4年生から出た要望も取り入れて活動を進めていく。4年生も今後3年間、植林などで携わっていく。

小笠原会長(67)=同市北真志野=は「みんなに荒れた山を見てもらえて良かった。整備した山に来るのを楽しみにしていてほしい。山に親しみを持つきっかけにしてもらえれば」と期待した。

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