諏訪湖のごみ プラスチック製品由来が9割

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諏訪湖のごみの種類

誰もが訪れたくなる諏訪湖を目指す官民組織「諏訪湖創生ビジョン推進会議」は、湖周全域で初めて実施した、回収したごみの種類と数を調べる「第1回諏訪湖まるまるゴミ調査」の結果をまとめた。諏訪湖のごみの数はプラスチック製品由来が全体の9割を占め、このうちの約7割がビニール破片やプラスチック破片だった。調査結果を啓発活動に利用し、流域全体のごみの発生抑制につなげていく。

調査は5日に湖畔全域を5エリアに分けて実施。拾ったごみをペットボトル、レジ袋、ストロー、ビニール破片、ペットボトル破片など17種類別に記録した。美しい環境づくり諏訪地域推進会議と諏訪湖浄化対策連絡協議会が共催し、32グループ195人が参加した。

回収したごみの総数は6218個で、このうち89・9%に当たる5588個がプラスチック製品だった。プラスチック製品のごみの内訳はビニール破片の割合が46・2%(2874個)で最も多く、次いでプラスチック破片が15・9%(990個)、たばこの吸い殻が9・3%(579個)だった。

エリア別では岡谷市湊(岡谷、諏訪市境~釜口水門)を除く4区間でビニール破片が最も多かった。岡谷市湊はたばこの吸い殻の割合が最多だった。諏訪市豊田、渋崎(諏訪湖ヨットハーバー~岡谷、諏訪市境)は発泡スチロールが他エリアよりも目立った。

全体の重量は可燃ごみが260キロ、不燃ごみが170キロだった。

当日の参加者からは「景観が悪く、環境に影響がある」「鳥や魚などの生態系に影響する」などの意見が寄せられた。同推進会議は「プラスチックは紫外線や熱に弱く、屋外で長く使われると劣化して細かくなり、流入河川を通じて諏訪湖に入る。諏訪湖の細かなごみを減らし、世界的な問題となっている海ごみを無くすために身近な場所の片付け、ごみ拾いが重要になる」とまとめた。

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