鷹匠の技、高島公園で 10日に実演

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鷹匠の大塚さん(左)からタカを腕に乗せてもらう小島教育長

江戸時代に高島藩主諏訪家などで行われていたタカ狩りにちなみ、タカを調教する鷹匠の技を実演する催し「諏訪高島城と鷹狩り」(実行委員会主催)が11月10日、諏訪市高島公園で開かれる。30日には諏訪流放鷹術保存会(東京)17代宗家の鷹匠、大塚紀子さん(48)らがタカ1羽と共に同市役所を訪れ、「タカ狩りの文化を知る機会にしてほしい」と述べた。

大塚さんや催しの実行委員長を務める長野県立大学(長野市)の二本松泰子准教授(51)によると、江戸幕府下などでタカ狩りが行われた。高島藩主諏訪家でも行われ、諏訪大社に奉納もしていたという。昨年11月には諏訪家の鷹匠に関する古文書の存在も分かった。諏訪市内での実演は2008年度以来で高島公園では初めて。二本松准教授らが「伝統文化を多くの人に知ってほしい」と計画した。

大塚さんはこの日、1歳半の雄1羽と一緒に来庁。本番に向け、「タカ狩りのイメージを持ってもらえれば。楽しんでほしい」と話した。恐る恐るタカを腕に乗せてもらった小島雅則教育長は「目が鋭いけど、愛嬌もある」と話した。

10日は午後1時30分~3時に高島公園で実演があり、同保存会メンバー4人が4羽を連れて来る。鷹匠同士の間でタカを飛来させるなどの技を見せ、来場者にも体験してもらう予定。雨天時は城南小学校体育館で行う。

実演に先立ち、同日午前10時から市公民館で公開講座があり、半蔵門ミュージアム(東京)主任学芸員の岡崎寛徳さんが「徳川将軍家の鷹狩」、二本松准教授が「諏訪藩の鷹匠-岡村家文書をめぐって」と題して話す。

いずれも申し込み不要で参加無料。問い合わせは市公民館(電話0266・53・6219)へ。

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