福祉と観光の地域づくり 高齢者の経験役立つ

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観光地域づくりにシニア世代の活躍の場について壇上で意見交換するパネリストら

観光地域づくりにシニア世代の活躍の場について壇上で意見交換するパネリストら

県長寿社会開発センター諏訪支部は6日、人生二毛作社会推進事業「2016 タウンミーティングinちの」を茅野市民館で開いた。高齢者や障がい者、介助者など多様な人たちが自由に旅行を楽しめる観光地域づくりと、その担い手としてのシニア世代の活躍のあり方をテーマに考えた。

活力ある地域の実現に向けて、高齢者が就業・ボランティアなどの社会活動を積極的に行う「人生二毛作社会」の推進を図る事業。県シニア大学諏訪学部の学生や諏訪長寿賛助会会員、地域の観光や福祉関係者ら合わせて約250人が参加した。

第1部のパネルディスカッションのテーマは「縄文のビーナスもビックリ! 観光地域づくりの一翼を担う銀の卵発掘!!」。観光や介護、旅行などを専門とするパネリスト6人が意見を交換した。

この中で、同市観光まちづくり推進室長の高砂樹史さんは、「住んでよかった」と思える人が多い地域にこそ魅力があると指摘。「地域の独自の価値は住んでいる人、生活してきた高齢者」として、ホームステイ型の民泊では客に接する地元の高齢者の姿が訪れた人に感動を与えると話した。

介護福祉士の経験を生かして障がい者や高齢者、健常者が集まる居場所作りに取り組む高山さや佳さん(Happy Spot Club代表)は「高齢者のパワーや経験が役に立つ。集まる場所、落ち着く場所が大切」とした。

障がい者雇用をライフワークに掲げるという森田勝己さん(ソーシャルネットワークの旅代表)は「(旅の場面で)技術のあるシニアに仕事の場はいくらでもある。働いた対価も必要で、その仕組みも作りたい」と述べた。

高齢や障がいを気にせず楽しめる旅行を企画する伴流高志さん(ユニバーサルツーリズム・プラットホーム&勉強会運営)は、高齢者向けの介助サポート付きの旅について説明。諏訪公共職業安定所統括職業指導官の小林浩人さんは、シニア層への求人開拓の状況を紹介した。

障がい者や家族が一緒に野外活動を楽しめる方法を提案する中岡亜希さん(DualSkiJapan代表)は、専門知識や技術を持ち寄ることで、大自然の中でもその人合ったプログラムが提案できるとし、道具やアイデア、手助けの大切さを強調した。

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