スマホ使った健康づくり 実証実験が終了

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より多く歩いた班に賞品を贈った実験終了の会

富士見町が民間企業と連携して取り組む、スマートフォンを使った健康づくりの実証実験が終わり、10月30日夜、終了の会を町コミュニティ・プラザで開いた。町職員や医療関係者、一般町民ら約30人が参加し1カ月間、毎日の歩数を計測。最高歩数を記録した人らを表彰をしたり、アプリケーションの使い勝手について感想を聞き取ったりした。今後、利用者の声を基に仕組みの精度を高め、来年度の本格導入を目指す。

町民に運動習慣のきっかけを提供し、取り組みにポイントを付与して物品やサービスで還元する経済循環も創出する新たな試み。都内のコンサルティング業、elDesign(エルデザイン)と、健康関連のIT企業、FiNC Technologies(フィンクテクノロジーズ)、中部電力(本社名古屋市)の3社が参画する。

試行は9月25日から実施。参加者はスマホ内のアプリで1日の歩数を記録し、運営側から歩数目標の指令や達成の評価を送って日々の活動を支援した。一部のメンバーは2班に分かれ、アプリで班内の互いの実績を共有し、励まし合って意欲を高める体験をした。

1週間単位の集計で最も歩数が多かった人は約8万4000歩、1日平均約7300歩だった。活動に参加した南原山の松木瞳さん(24)は「他の人の歩数が気になり、頑張る意欲になった。歩数と成果が目に見え、達成感が味わえた」と感想を話し、他の参加者も「歩くことを楽しめた」「ポイントをためるのが運動を続ける意欲になった」などと事業を評価していた。

これらの結果を踏まえて、参画各社は「アプリケーションの精度向上や仕組みの充実を進め、今年度内にはさらにテスト参加者を増やして試用を重ねたい」としている。町は同事業を来年度の主要重点施策に据え、予算計上を目指す。

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