野外体験しフレイル予防 富士見でプログラム

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けん引式補助装置を付けた車椅子などで高原の散策を楽しむ富士見町立沢のサロン関係者

富士見町の富士見高原リゾートなどでつくる八ケ岳西麓トレイル協議会は、同リゾートが行っている、障がい者や高齢者も野外体験を楽しめるユニバーサルフィールドづくりを高齢者の介護予防に生かそうと、「フレイル(加齢による心身の衰え)予防プログラム」を同リゾートで行っている。野外での移動がスムーズにできる、けん引式補助装置を付けた車椅子で散策を体験してもらうなどし、高齢者の健康づくりへの活用を呼び掛けている。

同リゾートはユニバーサルフィールドの取り組みとして、自動運転の遊覧カートの運行、車椅子けん引式補助装置やアウトドア用車椅子の無料貸し出し、障がい者用スキー配備などを行っている。

フレイル予防プログラムは県の地域発元気づくり支援金を活用し今年度取り組む。展望台や野外彫刻群などを訪れる遊覧カートの利用を無料にし、けん引式補助装置を装着した車椅子を使った散策を体験してもらっている。

同リゾート営業企画室課長で同協議会会長の藤田然さんは「高齢者の皆さんがいつまでも元気で楽しく生活するために野外でのリフレッシュ体験を生かしてもらえれば」と話す。ユニバーサルフィールドの取り組みを知ってもらうために同町民生児童委員協議会や町社会福祉協議会職員に体験もしてもらっている。

これまでに町内の地区社協など8団体が同プログラムを利用。10月31日は立沢区南原、羽場地区のサロン参加者約25人が訪れた。大半が80歳以上で、長距離の歩行が困難な人は、けん引式補助装置を付けた車椅子に乗って散策し、紅葉や山々などの眺めを楽しんだ。仲間が引いたり、押したりする車椅子に乗って巡った植松貞子さん(95)は「皆さんにこんなにしてもらい幸せ」と感慨深げだった。

立沢地区社協の有賀孝蔵会長は「地元でも行ったことのない場所を訪れるということで、普段のサロンより男性参加者が多かった。高齢者の外出や野外体験の機会が増えるのはいいこと」と話していた。

同プログラムの申し込み、問い合わせは富士見高原リゾート(電話0266・66・2121)へ。

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