伊那VALLEY映画祭開幕 地域の宝を発見

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法政大学教授の高柳俊男さんの特別講演で開幕した伊那VALLEY映画祭

伊那谷の歴史や文化、民俗を題材にした映画や映像作品を無料上映する新企画「伊那VALLEY(バレー)映画祭」が1日、伊那市西春近のかんてんぱぱ西ホールで始まった。記録や映像を通して地域の宝を発見してもらおうと、3日までの3日間にわたり、映画上映、研究者や制作者による講演、トークなどの催しを繰り広げる。

一般社団法人井上井月顕彰会の関係者や大学教授らで構成する実行委員会が主催。映画監督で実行委員長を務める北村皆雄同顕彰会会長は開幕あいさつで「伊那谷の文化や歴史を発掘していくために、天竜川の流域をもう一度見直してみるような映画祭にしたい」と話した。

初日は、法政大学国際文化学部教授の高柳俊男さんの特別講演「伊那谷の文化に魅せられて」を聴講。後藤俊夫監督作品「Beauty~うつくしいもの」と北村監督作品「ほかいびと」の上映や、両監督のトークがあった。講演で高柳さんは伊那谷の文化や人の魅力を挙げて話題提供し、「こだわりの文化を持ち、外からくる人をちゃんともてなす。そして、負の歴史と向き合い、きちんと後世への教訓としている」と述べた。

2日は北村監督が構成・演出した45年前の「天竜川」など、記憶の風景を追う作品を上映。最終日の3日は、戦争の記憶をドキュメンタリー特集とトークでたどる。伊那谷の石仏にスポットを当てた「守屋貞治の石仏傑作選~貞治仏の魅力を探る」の特別上映もある。

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