諏訪湖ワカサギ釣り 時間規制撤廃 連絡会議

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今季のワカサギ釣りで時間制限の撤廃を決めた諏訪湖ワカサギに係る連絡会議

諏訪湖のワカサギ資源の保護と活用を協議する連絡会議は1日、諏訪市の県諏訪合同庁舎で開き、釣りの時間規制の撤廃を決めた。県諏訪地域振興局農政課によると、2012年以降では初めて。県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)によると、湖内の9月の推定尾数は2092万尾で平年に比べやや少なめだが、諏訪湖漁業協同組合の武居薫組合長は「現時点の資源状況であれば、釣りの自己抑制は必要ない」とした。

釣りの時間規制の撤廃は武居組合長が提案し、異論なく、了承された。1人当たりの釣り量(尾数)も昨年度に続き、「上限なし」とした。危険防止を目的に夜間、未明の釣りは自粛を求めていく。投網漁は週3日(月、木、土曜)3時間まで認めており、当面継続する。1月以降は改めて検討する。

時間規制を設けないことについて諏訪湖釣舟組合の中澤滋組合長は「大変うれしい。岸釣りで諏訪湖を訪れる県外からのお客さんも多い。(漁協の提案に)感謝したい」、岡谷川魚組合の濱守組合長は「漁協の考え方に賛成」と歓迎した。

水試の降幡充支場長は魚群探知機を使い9月26日に実施した調査を基にした資源推定量を報告し、「過去5年の9月の平均推定値と比べると、4割ほど。しかし、2014年が約1億2000万尾だったという極端な数字を除けば、概ね平年よりもやや少ない程度」と説明。10月24日の試験獲りの結果によると、体重は2・5グラム、体長は64ミリで過去5年の10月の平均よりも大きく、「成長は良好」とした。武居組合長は「9月の時点で2000万~3000万尾あれば十分だと思う」と語った。

採卵事業に伴うワカサギの禁漁区は岸釣り、投網漁ともに流入河川全域と諏訪市の新川―衣之渡川、岡谷市の大川―下諏訪町漕艇場の河口や湖岸から約200メートル沖合を設定した。期間は12月1日から来年5月31日まで。

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