あずさ利用者おもてなし 諏訪地方観連など

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特急あずさの利用客に諏訪市産のリンゴなどを配る観光団体の関係者=JR上諏訪駅

県諏訪地域振興局や諏訪地方観光連盟などは2日、台風19号による線路内への土砂流入で運休していたJR中央東線の特急「あずさ」の運転再開を祝い、茅野、上諏訪、岡谷の3駅であずさ利用者への「おもてなしイベント」を行った。観光団体の関係者らが各駅で「ようこそ信州 諏訪へ」と書かれた横断幕を掲げて、手を振りながらあずさ利用者を歓迎。乗降客に諏訪市産のリンゴを手渡してもてなした。

あずさは10月12日から27日までの16日間運休した。中央道も八王子ジャンクション(JCT)―大月インターチェンジ(IC)間で19日まで通行止めになっていたため、首都圏からのアクセスが断たれ、観光客が激減。諏訪地方の宿泊業などに大きな影響が出ていた。

おもてなしイベントでは3駅合わせて、市内の果樹園から購入した「秋映」と「シナノスイート」300個を用意。上諏訪駅では長野市川中島地区で台風被害を免れた「台風19号レスキューりんご」100個も配られた。同駅では約20人が「ようこそ諏訪へ。楽しんでいってください」などと声を掛けながら、乗降客にリンゴと観光パンフレットを手渡した。東京から家族4人で観光に訪れた30歳代の男性は「旅行の日にちは決めていたが、あずさの運転再開が心配だった。連休前に再開してよかった。リンゴをプレゼントされて、もっと諏訪が好きになりました」と笑顔を見せていた。

諏訪地方観光連盟の細野浩一事務局長は「あずさの運休で諏訪地方の旅館、ホテルでキャンセルが相次ぎ、高島城の入場者数も前年同期比から3割減っている。あずさの運行が通常に戻って、秋から冬にかけての観光事業がこれまで以上に活性化すれば」と話していた。各駅では駅利用者に台風19号の災害義援金への協力も呼び掛けた。

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