無投票の公算大 飯島町長選告示まで1週間

LINEで送る
Pocket

任期満了に伴う飯島町長選は、12日の告示まで1週間に迫った。これまでに再選を目指す現職1期目の下平洋一氏(68)=無所属、飯島岩間=が立候補を表明。それ以外に表立った動きはなく、無投票の公算が大きくなっている。

7月に開いた自身の後援会役員総会で出馬要請を受け、その場で立候補を即答した下平氏。町議会9月定例会の冒頭あいさつで改めて出馬の決意を示した。10月には後援会主催により町政報告会を町内全4区で開催。地盤固めから支持拡大へと臨戦体制を整えてきた。

10月18日には「リニア、三遠南信道開通のこの大きな目標に向かって取り組む」と2期目の方向性を示し、政策を発表。1期目で取り組んだまちづくりへの住民参画、意識高揚をさらに推進する考えを盛り込んだ。

若者参加による農林業分野を生かした新産業構築や、シニア層の技術や経験、知識を地域社会に生かす人材登録制度「いいじま御助隊」の組織化を掲げるなど、生活基盤整備、福祉・子育て支援、産業・経済・観光振興、行政改革の各施策を進め、あらゆる世代が元気で安心して暮らせることを目指すとした。

11月2日に行った後援会の事務所開きには約70人が出席した。地元や周辺選出の県議ら来賓があいさつに立ち、下平氏の人柄や実績などを強調。対立候補が現れない”無風”の状況にも「予断は許さない」と結束を図った。

下平氏は食肉加工会社社長を経て、現職引退で無所属新人2氏の一騎打ちとなった2015年の町長選で初当選。町役場出身の町長が続いてきた中で「新しい風を民間から」を旗印に、03年以来12年ぶりの選挙戦を制した。

今回も人口減少・少子高齢化対策のほか、区や自治会組織など地域コミュニティーの在り方、中心市街地の活性化、観光を含めた産業振興、学校給食センターの改築など課題はあるが、明確な争点は浮かんでいない。

おすすめ情報

PAGE TOP