マーチングバンド関東大会へ 辰野中、春富中

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心を一つに関東大会へ向かう辰野中の吹奏楽部員(上)、関東大会に向けて意気込む春富中の吹奏楽部員

辰野町辰野中学校と伊那市春富中学校の吹奏楽部が、9日にさいたまスーパーアリーナで開く第54回マーチングバンド関東大会(日本マーチングバンド協会主催)の中学生小編成部門に出場する。10月の県大会を突破し、昨年に続き2校そろって出場権を獲得。常連の辰野中は4年ぶりの全国大会出場、ここ数年の躍進が目覚ましい春富中は金賞獲得を目標に掲げ、本番に向けて猛練習に励んでいる。

辰野中は1~3年生20人で、顧問の小松徹郎教諭作曲の「OEDO(おおえど)」を演奏する。大名行列、月明かりの夜、お祭りの3部構成で、ベースとなる和風の曲に演奏のテンポチェンジや緩急をつけた動作を絡ませ、住民の活気に彩られた江戸の町を表現する。

近年は部員不足に苦しんだが、1年生12人が加わって粗削りながらも演奏の厚みが増した。歌舞伎を題材にした動きで見せ場を増やすなど、観衆を楽しませるパフォーマンスに磨きをかけてきた。

3年の山岡南貴部長(15)は「数カ月間でチームとして成長できている。皆さんに感動してもらえる演奏をし、全国出場権を取りたい」と意気込む。小松教諭は「直前まで音と動きの質にこだわって準備する。本番はひたすら楽しんでほしい」と期待している。

春富中は1~3年生の部員40人が大舞台に挑む。演奏するのはアイルランド民謡を基にした楽曲「RIVER DANCE(リバー・ダンス)」。3部構成で、心に響く音色から軽快で力強いリズムまで届け、そろった動作と美しい隊形の変化でダンスの世界を表現する。

2回連続の大会出場。部員の大幅な減少に伴って、今年度は小編成の部に全力で臨む。明るく元気な雰囲気をパフォーマンスに生かしたい―と、一丸となってハーモニーに磨きをかけている。

3年の堀内皓平部長(15)は「金賞を目指し、自分たちができる最高の演奏、演技をしたい」と意欲を燃やす。顧問の金子正洋教諭は「萎縮せずに演奏を楽しんでほしい」とエールを送っている。

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