手書きの思い ベトナムの子どもと文通

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同年代のベトナムの子に手紙をしたためる子どもたち

県内を中心に学習塾「いずみ塾」などを展開するアイキューブ(本部・茅野市塚原)は、同社が運営するベトナムの塾と日本国内の塾に通う子どもたちの文通を計画している。LINEやツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が主流になった今、あえてアナログの「手紙」という手段を使う文通。一文字一文字手で書く手紙の良さを知ってもらい、国際感覚をも身に付けてもらいたいという、多くの思いが詰まった取り組みだ。

同社は国内で43校、海外ではベトナム、フィリピン、ラオスに8校を展開している。このうちベトナムでは3校を運営。文通はベトナムの日本語クラスの子どもたちの要望もあって企画したという。

文通は、せっかく学んだ日本語を使う機会がないという現地の子どもたちに、実際に使う機会を提供し、日本語や日本文化への理解と関心を高めてもらうのが狙い。日本の子どもたちにとっても、文通を通して外国に興味を持つことで、グローバル社会に対応できる人材となる素地をつくる目的もあるという。

ベトナム校は、小中学生を中心とした日本語クラスの生徒約110人、日本側は国内系列全校の同年代の子どもたちに呼び掛けて文通する。11月末までに国内校の子どもたちから集まった最初の手紙をベトナムに発送する予定だ。

諏訪市の豊田小学校6年の男子児童と妹の同校3年の女子児童も、ベトナムの子どもたちに思いをはせながら手紙を書いた。「返事が返ってくるとうれしい」と話しながら、現地の子どもたちが分かりやすいようにと漢字を使わない配慮をし、イラストも描き加えていた。

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