七夕投影に園児歓声 八ケ岳総合博物館

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移動式プラネタリウムに入って星空を見上げる園児たち

移動式プラネタリウムに入って星空を見上げる園児たち

茅野市は7日、科学教育振興策の一環で導入した「モバイル(移動式)プラネタリウム」のお披露目会を、同市豊平の八ケ岳総合博物館で開いた。小泉保育園の年中・年長児約30人を招き、半球型の天井に星空を投影し、織姫星(おりひめぼし)と彦星(ひこぼし)が天の川を渡って1年に1回出会うという七夕の世界にいざなった。

プラネタリウムは直径5メートル、高さ3.2メートルの半球型で、送風機で空気を送って膨らませ、内側の天井に投影機で星空を投影する。持ち運びが可能で出張投影できるのが特長。導入費は約600万円(5年間の賃貸料)。市によると、県内には常設型のプラネタリウムを持つ博物館・科学館が9館あるが、移動式は初めてという。

会では、園児用に編集した約20分の七夕特別投影を行った。園児たちは冒頭、小泉保育園の写真が投影されて大喜び。太陽を見上げ、日没とともに星が輝きだす様子に歓声を上げた。彦星と織姫、七夕飾りの絵も夜空に登場し、園児たちは「たなばたさま」を歌って、天の川に思いをはせた。両角結さん(5)は「お星さまがいっぱいできれいだった」と話していた。

同館は23~31日(休館日の25日除く)を「記念公開」と位置付けて毎日投影。8月6日以降は土日祝日に投影する。投影は午前10時30分と午後1時30分からの各日2回で、定員は各回20人程度。入館料で利用できる。

解説員は当面、元日本プラネタリウム協議会長の若宮崇令館長と渡辺真由子学芸員が担当し、解説員を担う市民研究員の養成にも取り組んでいく。若宮館長は「プラネタリウムを通して本物の星空を見上げるきっかけになれば。六等星まで見える地元の星空の素晴らしさを知ってほしい」と願っていた。

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