「木落とし」安全確保を 岡谷市御柱祭典委が「作業マニュアル」

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岡谷市御柱祭典委員会(宮坂雅司委員長)は18日、第3回曳行長会議を岡谷区公会所内の同委員会事務局で開き、諏訪大社下社御柱祭の木落(おと)し坂での作業工程を記した「木落(きおとし)坂作業マニュアル」の制定を承認した。本番や今後行われる追い掛け綱の練習などで役立てられる。

マニュアルは1ページ。曳行(えいこう)時に進路(左右)を決める追掛綱係の任務として木落とし時には元綱や梃子(てこ)の係との緊密な連携を構築して安全を確保することなどを記した。手順は必要な用具の運び込みから山出し当日の実務要領、追い掛け綱の結び方、補助ワイヤの取り付け方、斧入れ後の切断綱の処理、撤収・搬出方法までを写真や図を用いて分かりやすくまとめている。

木落とし時のアンカーの取り付けは前回まで業者の奉仕によって行われてきたが、今回から各柱の責任で行うことになった。同委員会では御柱操作者、曳行奉仕者、観光客の安全を確保するため、マニュアルを作成することにした。昨年12月に作成作業に着手し、奉仕経験を持つ業者、識者らのアドバイスを基に内容を詰めた。

この日は祭典委員会の正副委員長と同市内で担当する5本の柱の曳行長が内容を確認し印鑑を押した。

宮坂委員長は「木落としの安全確保に向け、マニュアルを制定できた意味は大きい。ただ、これはあくまで基本マニュアルであり、さらなる安全対策を各柱で検討、実施することは大切なことだと思う」と話した。

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