採取蜂蜜入り寒天あめ商品化 富士見高養蜂部

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自作の蜂蜜入り寒天あめの完成を喜ぶ富士見高校養蜂部の生徒たち

富士見高校(富士見町)の養蜂部が採取したニホンミツバチの蜂蜜と、寒天製造企業、小笠原商店(伊那市)の糸寒天を使った“ご当地”あめが近く発売される。地場特産の商品開発を手掛ける太陽企画(本社富士見町、小池清仁社長)の提案で商品化。富士見高校産の「百花蜜の飴」と名付けて富士見町内外の観光施設や飲食店などで販売する。

太陽企画が諏訪地方の生産者らと連携してシリーズ商品化している寒天あめの9種類目。養蜂部にとって民間企業と連携した商品開発は昨年度の蜂蜜入りせっけんに続き2品目となる。

同部では毎年4月下旬にニホンミツバチを集め、9月に蜜を採取。瓶詰めにして販売したり、蜜ろうを使ったクリーム作りの体験会を行ったりして、蜜蜂から生態系の保護保全を訴える地域活動をしている。

採取する蜂蜜は「越冬した蜜も含んでいるので、市販のものより糖度が高く、香りもコクも豊か」(同部)。これを使った「百花蜜の飴」は原料がグラニュー糖と水あめ、蜂蜜、糸寒天のみで雑味がなく、「蜜の香りが後味にしっかりと感じられる」と生徒たちも満足げ。寒天を使うことで空気を含んで軽やかな歯触りに仕上がるという。

自作のラベルも「養蜂部らしさがひと目で分かっていただけるパッケージデザインにできた」と胸を張る。

生徒たちによるとニホンミツバチ1匹が数カ月の一生で集める蜜の量はティースプーン1杯ほど。初回製品は、地元養蜂業者の産品にも一部を頼ったが、「来年度は全量を提供できるように頑張りたい」(松浦朱里部長)と活動意欲を新たにしている。

太陽企画の小池社長は「頑張って生産した品を消費者に食していただいて初めて製品価値が生まれる。ビジネスを学ぶ機会にもなれば」と期待を込めている。

あめは今月15日に同校で開く園芸科の収穫祭で生徒や保護者に試食してもらい、感想を集めた後、1袋税抜き300円で市販する予定だ。

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