大学生が「ジビエ居酒屋」 伊那の「横丁」に

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ジビエ居酒屋を出店した福田渓樹さん(左)。交際相手の奥田百音さんも店を手伝う=13日夜、伊那市荒井

一般社団法人アスタルプロジェクトが進めるJR伊那市駅北側の「グルメ横丁」プロジェクトで13日夜、信州大学農学部(南箕輪村)3年の福田渓樹さん(21)=同市西箕輪=が、鹿肉料理を提供するジビエ居酒屋を横丁内チャレンジショップに出店した。毎週水曜の夜に営業する。学業の傍ら狩猟免許を取得してわな猟に取り組み、ジビエの達人の下で料理の修行を重ねる福田さん。「山の恵みとジビエの魅力を伝えたい」と意欲を見せている。

2種類のハーブで香りを付けた「鹿のハーブロースト」、クルミのタルタルソースを添えた「鹿カツ」…。初日はジビエ4品と、地元食材を使った一品料理がメニュー表に並んだ。「もともと料理好き」と福田さん。松本から仕入れた鹿肉を手際よく焼いたり揚げたりした。

小学3年まで新潟県妙高市で家族と暮らし、「森の中が遊び場だった」という。狩猟や渓流釣り、キノコ、山菜採りが自然と好きになり、「山の恵みを伝えたい」と考えるように。農学部1年の冬に狩猟免許を取得。独自に鹿肉料理を作るようにもなった。客として訪れた同市長谷の「ざんざ亭」で、店主の長谷部晃さんが手掛けるジビエ料理の味に感動し、年明けから同店でアルバイトを始めた。

ジビエは1品400~550円と低価格だ。同じ農学部3年で交際相手の奥田百音さん(20)=南箕輪村沢尻=が店を手伝い、奥田さんがケヤキなどで作った木製皿も、福田さんの料理やカウンター席を彩る。「若いのによく頑張っている。味もいい」と、師匠でもある長谷部さん。福田さんは「自信をつけて伊那の地でいつか、山の恵みを提供する料理屋を開業したい」と話している。

予約、問い合わせは福田さん(電話080・6455・6143)へ。

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