議員報酬どう判断 伊那市が白紙諮問

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白鳥孝市長から諮問を受ける唐木和世会長(左)

伊那市の白鳥孝市長は15日、市長、副市長、教育長の給料と市議会議員の報酬について市特別職報酬等審議会(会長・唐木和世伊那商工会議所会頭)に白紙諮問した。議員報酬については市議会が今年1月、議員のなり手不足を解消するため、報酬額の妥当性について諮問するよう白鳥市長に要請していた。審議会がどう判断するか注目される。答申は22日の予定。

諮問にあたり、白鳥市長は「前回2015年の審議会で市長の任期中に1回程度審議会を開催するよう意見をいただいた」と述べるとともに、「市議会からは魅力ある議会づくりのため、議員報酬を客観的に判断するための審議会を開いてほしいという要請もあった」と説明した。

審議会は冒頭以外非公開。事務局の市総務課によると、県内19市や全国の同規模自治体の状況を資料で確認し、諮問内容について審議した。

市議会は昨年4月の市議選で無投票だったことを受け、全21議員による「魅力ある議会づくり検討会」を設置。「議員定数」「議員報酬」「議会への関心を高める方策」の3点に絞って議論し、今年1月に報告をまとめた。

議員報酬については、20年以上上がっておらず、全国の同規模自治体と比べても低いとし、「若い人たちの議員のなり手を増やしていくためには、報酬額を上げることで生活の安定を図っていくべき」といった意見が出た。一方で、「市民感情に合わない」など現状維持の意見もあり、報酬額の妥当性について審議してもらうため、審議会の開催を白鳥市長に要請した。

現行の常勤特別職の給料、議員報酬(いずれも月額)は市長92万8000円、副市長76万8000円、教育長65万4000円、議長46万4000円、副議長38万8000円、議員36万5000円。

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