千人塚公園に満開桜を再び 復活へ植樹祭

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桜の名所復活も期待した植樹祭で、ジンダイアケボノの苗木を植える親子


 
飯島町は16日、同町七久保の千人塚公園を桜の名所として復活させようと、植樹祭を同公園で開いた。寿命とテングス病で樹勢が衰えたソメイヨシノを、抵抗力の強いジンダイアケボノに植え替える事業の一環。町内外の家族やグループら50組が苗木を植え、「再び一面満開の桜を咲かせたい」と汗を流した。

同公園の桜は、1934年から36年にかけて行われた城ケ池の整備完了直後に、七久保の商工会が200本植えたのが始まりとされる。40年には当時の七久保村青年会が苗木1000本を調達して植樹するなど、県下有数の桜の名所としてにぎわいをみせた。

しかし、近年は樹齢80年ほどを迎えて老木になり、テングス病による症状も末期化。同公園を観光拠点に掲げる町は、季節を通じて花が楽しめるよう「千人塚四季彩プロジェクト」を進め、県の元気づくり支援金を活用して今年度から3年間で約150本の桜を植え替えることにした。

植樹参加者は事前に募集し、今後も愛着を持って管理してもらえるよう「オーナー制度」を採用。この日は各組1本で計50本が植えられた。

苗木は樹齢2年で、3年後には開花し、5年後には花見ができるまで成長するという。駒ケ根市から親子5人で参加した田中元一郎さんは「子どもたちと共に成長していく桜が楽しみ。これからも様子を見にきたい」と熱心に作業。長男の嶺杜君(7)は「もっと大きく育ってきれいな花を咲かせてほしい」と笑顔で話した。
この日は、伐採木を使ったまき割り体験会などのイベントもあり、事前に希望した人たちがまきを持ち帰った。

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