少年野球の未来考える 23日に茅野でサミット

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チーム数や競技人口が急減する少年野球の課題解決に向けて、茅野市少年野球連盟(松澤芳幸会長)は23日、連盟役員や指導者、保護者が課題を語り合う「第0回茅野市少年野球サミット『少年野球の未来を考えよう』」を同市塚原の市民活動センターゆいわーく茅野で初めて開く。「子どもたちが野球をする機会を失い、孫の世代に野球の応援ができなくなるかもしれない」。急速に進む子どもの野球離れに危機感を抱く大人たちが一歩を踏み出した。

同連盟には現在、小学生9チーム、中学生4チームが登録。選手数は約190人で、ある指導者は「この10年で4割は減った」と指摘する。チームの統廃合も加速していて、集落単位から小学校単位へと移行し、さらに合同チームも出始めているという。

中学軟式野球の競技人口は、県内では2009年に5225人だった部員が17年には2787人に激減。野球人口の増加に向けた取り組みは県内各地で進んでいるが、諏訪地方では昨年11月に諏訪ベースボールミーティング実行委員会が発足。今年1月に初の全体会議を諏訪南中学校で開き、小中高校の指導者ら約150人が集まった。

茅野市でも2月、中学校の軟式野球部顧問が小中学生の野球交流会を同市北部中学校で初開催し、野球に似た球技「ティーボール」などで交流を深めた。「少年野球サミット」は野球人口の減少に危機感を抱いた連盟役員の提言で実現。試験的に行うことから「第0回」としたという。

当日は連盟役員、登録チームの監督やコーチ、保護者ら約30人が出席し、グループに分かれて野球離れの原因と課題、これからの対策について意見を交わし、発表する予定だ。同連盟中学理事で担当の栁澤啓悟さん(45)は「子どもの野球離れにはさまざまな原因があるが、全市的に対策を話し合う機会は初めて。課題を把握し、解決に向けたヒントを共有できたら」と話している。

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