新人2人が立候補表明 駒ケ根市長選

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任期満了に伴う駒ケ根市長選(来年1月19日告示、同26日投開票)は、これまでにいずれも新人で、元共同通信社論説委員の伊藤祐三氏(59)=無所属、福岡=と元市議の小松原繁樹氏(61)=無所属、町四区=が立候補を表明している。現職で3期目の杉本幸治氏(70)=無所属、上穂栄町=は今期限りでの引退を言明。現時点では新顔2人の一騎打ちの構図が固まりつつある。

伊藤氏は8月の出馬表明後、戸別訪問や学習会の開催などを通じて支持拡大を図っている。「特定の政党・団体からの支援は受けない」としており、同級生ら有志の支援者でつくる「応援団」(櫻井浩団長)の協力を受けて「草の根」の活動を展開。伊藤氏は、中心市街地の再興や、昭和伊南総合病院を核とする「健康先進都市」構想など、活気あふれる地域づくりを目指す主張が「市民に徐々に浸透している手応えを感じている」とする。

一方、小松原氏は今月1日に出馬を表明。告示まで残り3カ月を切った状況での活動開始に陣営は危機感を募らせており、14日にあった後援会の初会合では、その場で後援会長に就任した小原恒敏氏が「きょうがわれわれのスタート。出遅れを取り戻す」と気を引き締めた。市区選出の佐々木祥二県議の支持を取り付けたほか、市内16区すべてに支援組織を設けるなど、基盤固めに取り組んでいる。年内を予定する政策発表の準備も急ピッチで進めている。

過去の市長選で候補者の擁立や支援に関わってきた共産党市委員会は、伊藤、小松原両氏に市長選に向けた政治姿勢を問う公開質問状をすでに提出。回答内容を踏まえ、今回の対応を検討するとしている。

小松原氏の市議辞職に伴う市議補選(市長選と同日程)をめぐっては、出身市議が不在となった町四区から「候補者を擁立したい」(区長経験者)との声が上がる。このほか、共産党関係者は取材に、「候補者の擁立を前向きに検討している。今月中にはめどを付けたい」と述べた。

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