駒ケ根と台中市山岳交流 台湾の最高峰登頂

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台湾からの観光客誘致に力を入れる駒ケ根観光協会は今年度から3年間、台中市の登山会「中華民国健行登山協会台中支部」との相互交流事業を展開する。登山やトレッキングなど「山」を通じて民間交流の拡大を図り、日本ジオパークの認定を目指している中央アルプスの国際化もPRする狙い。その第1弾として駒ケ根市からは6月25~29日、市内の山岳関係者ら6人が訪台。現地登山会員とともに台湾の最高峰「玉山」(3952メートル)を登頂し、交流を深めた。

同協会と市は2012年からインバウンド(海外からの誘客)事業に本格着手。市関係者が訪台して駒ケ根の観光をPRしたのをきっかけに、台中市との交流が始まった。

今回の交流事業は「山の日」制定を機に、インバウンド登山の誘致と適正な海外登山の啓蒙(けいもう)を図ろうと企画した。手始めに市内の山岳会関係者らを交流登山団として派遣。6月25日には現地山岳会との交流会に参加し、28日には玉山に登頂した。最終日には台中市観光旅行局との会食もあり、林佳龍(リンジャーロン)市長あてに今後の交流促進を願う杉本幸治駒ケ根市長の親書を届けた。

7日夜には交流登山団の報告会が市内であり、団長を務めた市立図書館長の小川清美さんが経過を説明。現地の関係者との交流では第2の高峰・雪山の登山や、その他のイベント参加も勧められたといい、中アの魅力発信については、美しい景観を紹介する写真展の開催といった提案もあったという。小川さんは「情報をお互いに提供し合うことが大事」とし、今後の交流発展を期待した。

駒ケ根観光協会の小原恒敏会長は「台中市政府も歓迎してくれた。今後(交流登山団の)2次、3次を計画していく。今回の反省や意見を次の登山や市民の交流に生かしていきたい」と話していた。

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