ストーブで防災貢献 茅野高生徒会が市に寄贈

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生徒を代表して茅野市に石油ストーブを贈った茅野高校生徒会の役員

茅野高校(茅野市)生徒会は21日、6月30日にあった文化祭「石楠祭」のチャリティーマーケットの売上で、遠赤外線石油ストーブ6台(約16万2000円相当)を購入し、同市に贈った。市の指定避難所に設置している防災倉庫の備蓄品にと3年連続で寄贈。昨年贈った同型のストーブは、10月12日の台風19号接近に伴う市内の避難所に持ち込まれており、この日受け取った今井敦市長は引き続いての寄贈に感謝した。

市によると、昨年寄贈されたストーブは永明小学校、永明中学校の防災倉庫に各3台あった。台風19号の影響で10月12日に上川で危険水位に達し、上原、横内の住民に避難指示。同日夕から夜にかけ、ちの地区コミュニティセンターと同小体育館の防災倉庫から計4台を持ち出し対応。同日は2施設に計約300人が避難したという。

21日は生徒会の正副会長と議長の合わせて4人が市役所の今井市長を訪ねた。生徒会長で2年の田中琴未さん(17)は「PTA、同窓会の協力と、16団体(店)の協賛があった」と報告。「ストーブを贈ることができたのは多くの人の支援があったから」と、菓子などを提供してくれた協賛店舗や購入してくれた人などに感謝し「これからも地域防災に貢献できれば」と話した。

今井市長は「いざという時にしっかり使わせてもらう」と寄贈を喜び、昨年贈ってもらったストーブが避難所で役立ったことへのお礼の言葉を述べた。

同生徒会はこのほか、売り上げ全額からストーブ購入費を除いた4万8947円を台風19号の被災地への義援金とし、同日、日本赤十字社長野県支部茅野市地区長の今井市長に寄託した。

チャリティーマーケットは東日本大震災があった2011年に、岩手県大槌高校へ義援金を贈ろうと行ったのが始まり。3年前からは茅野市の防災に貢献したいと、市に石油ストーブを寄贈。今回の寄贈ストーブは玉川小と東部中の防災倉庫に3台ずつ備えられる。

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