スマート農林業の活用探る 27日シンポジウム

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信州大学農学部(南箕輪村)と伊那市は27日、IoT(モノのインターネット)など新産業技術を活用した農林畜産業について考えるシンポジウム「スマート農林業技術を活用した地域の創造~中山間地・伊那谷からの発信」を伊那市役所で開く。専門家による基調講演やパネル討論、事例報告を通じ、中山間地域の農林畜産業の課題解決や活性化を目指す。

伊那谷で営まれる農林畜産業は食料や材木の生産のほか、景観維持や国土保全、レクリエーションなどの多面的機能を有する一方、過疎化や高齢化に伴う担い手の不足、優良農林地の荒廃などの課題に直面している。このため、伊那谷の宝である地域資源を有効活用し、新たな技術による農林畜産業の活性化を目指して企画した。

シンポジウムでは、ともに信大農学部の加藤正人教授が「スマート精密林業によるイノベーション」、渡邉修准教授が「解像度クロロフィルマップを用いた水稲の生育診断」と題して基調講演。続いて、「今後のスマート農林業への活用について」をテーマに、白鳥孝市長、県上伊那地域振興局の佐藤公俊局長、加藤教授、渡邉准教授がパネル討論を行う。

また、信大農学部の竹田謙一准教授がイノベーション創出強化研究推進事業(応用ステージ)「スマート技術を活用したアニマルウェルフェア対応型のウシの飼育」、県農業試験場の酒井長雄作物部長がスマート農業技術の開発・実証プロジェクト事業「中山間地域水稲栽培におけるスマート農業技術を駆使した先進的水田複合経営の実証(伊那市田原地区)」について事例報告を行う。

時間は午後1~5時。農林業生産の技術革新や地域活性化に関心のある人ら誰でも参加できる。

問い合わせは市農政課(電話0265・78・4111)へ。

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