2019年11月26日付

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諏訪市内の小中学校別児童生徒数の一覧を見て、子どもたちの数が想像以上に減っていることに改めて驚いた。今年5月1日現在で、中心市街地にある高島小学校の児童数が200人を切っていたことである▼開校140年以上の歴史を持つ同校は、かつては高島藩の藩校。昭和の終わり頃まで1000人を超すマンモス校だった。200人を切る数字は、昔ならば1学年のことを指したはずだ。2021年には近くにある城北小学校と一緒になり、小中一貫教育学校に生まれ変わる計画が進む▼こうした現象は、諏訪市内にとどまらない。どこの自治体の小学校でも、子どもたちの数が減り、今後の義務教育学校のあり方を含めてさまざまな運営形態を模索している。子どもたちの数の減少は、将来を考えると不安が残るが現実として受け止めなければならない▼かつては諏訪地方のお家芸であったスケートの競技人口も減っている。12月に茅野市で行われる第71回諏訪郡市中学校スケート大会の参加選手は男子15人、女子26人。昨今は、中南信大会と合同で大会を実施しているという▼近い将来、諏訪地方から五輪出場選手が現れるのか心配になる。日本女子で冬季五輪初の金メダリストとなった現役の小平奈緒選手(相沢病院)を筆頭に、これまで数多くの選手が世界の舞台に立った。教育関係者だけでなく、皆で考えなくてはならない問題かもしれない。

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