蓼科高原音楽祭 来年5月に初開催

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国内外で活躍するプロ・アマチュア音楽家が茅野市に集う「蓼科高原音楽祭」の第1回が来年5月16、17日、茅野市の茅野市民館で開かれることが決まった。初日は室内オーケストラの演奏、2日目は金子三勇士さんのピアノリサイタルを行う。諏訪地域の小中学生に呼び掛けて合唱団も結成し、指揮者の酒井敦さんの指導を受けながらステージを目指す。地元関係者は「クラシック音楽の花束を届けたい」と意気込んでいる。

蓼科高原や諏訪地方のコンサートに出演し、自然や人情、食に魅せられた演奏家たちから「もう一度、蓼科に集結して音楽を奏でたい」と声が上がった。今年9月には演奏家、蓼科の別荘地に住む音楽愛好家、諏訪地域の住民有志ら約40人でつくる実行委員会(山崎嘉宏実行委員長)が発足。出演交渉などの開催準備を進めてきた。

音楽祭の初日は、モーツァルトを中心にハイドンやシューベルトなど古典派作曲家の作品を演奏するアンサンブル・オーケストラ・モーツァルティアーナを母体にした「蓼科祝祭管弦楽団」が出演。40人編成でモーツァルトの「交響曲第40番」などを披露する。指揮を務める酒井さんは東京藝術大准教授で日本吹奏楽指導者協会員。国内のプロオーケストラを指揮している。

小中学生の合唱団は諏訪地域から20人を募り、12月中旬に発足予定だ。茅野市永明中学校の合唱部員らが参加予定という。酒井さんの直接指導を受けた後、初日のステージに立ち、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌う。

金子さんは6歳で単身ハンガリーに渡り、バルトーク音楽小学校に入学。帰国後、東京音楽大を首席で卒業し、国際ピアノコンクールで多数優勝した。今年5月にCD「リスト・リサイタル」をリリース。10月公開の映画「蜜蜂と遠雷」で主人公のピアノ演奏を担当した。「ピアノの名曲で巡るヨーロッパの旅」と題し、ショパンやベートーベン、リストなどを演奏する。

実行委事務局員の山崎靖子さん(75)=茅野市=は「子ども時代にフルオーケストラの演奏で歌う機会は一生に一度。子どもたちにチャンスを届けたい。音楽を通じて諏訪地域の文化が育まれていけば」と話している。

チケットは来年1月ごろから販売予定。合唱団への参加希望は実行委の山崎さん(電話090・2481・9087)へ。

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