地域主体で観光創造を 茅野でフォーラム

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持続可能な観光について考えた観光地域づくりフォーラム

NPO法人日本エコツーリズムセンター(東京)主催の「観光地域づくりフォーラムin信州」が29日から2日間の日程で、茅野市北山の車山ハイランドホテルで始まった。初日は基調講演と活動発表があり、北海道から九州まで全国各地で観光地域づくりに取り組む約80人が相互理解と交流を深めた。

フォーラムは観光地域づくりに取り組む各種団体の交流と研修を目的に10年以上行われている。昨年度の沖縄県に続いて開いた今年度は、長野県観光機構(長野市)が共催し、ちの観光まちづくり推進機構(茅野市)が旅行企画・実施を担当した。

基調講演では、地域観光研究所(熊本市)の坂元英俊さんが「観光地域づくり法人と持続可能な観光」と題して話した。「これからは地域づくりをして観光を創造する地域が出て来る。地域の可能性を見いだし、人の集まりをつくることが大事」などと語り、地域を主体にした観光の重要性を訴えた。

続いて、かまいしDMC(岩手県釜石市)の久保竜太さんが「サスティナブルツーリズムの地域実践と国際認証の取り組み」について講演。観光地としての持続可能性を評価する取り組みが「地域の品質をより良い状態に磨き上げる」と指摘し、観光で持続可能な社会づくりを目指す釜石市の取り組みを紹介した。

この後、茅野市や飯山市、松本市、白馬村、南信州広域連携など県内や八ケ岳周辺で観光地域づくりを進める11地域が活動の事例報告を行い、その模様は松本大学(松本市)に中継されて学生100人が聴講した。夕食後には交流会があり、親睦を深めた。

30日は▽サスティナブルツーリズム▽ユニバーサルツーリズム▽婚活DE地域づくり▽SDGsと教育旅行▽持続可能なインバウンド観光―の各分科会を開き、全体会でまとめを行う。ちの観光まちづくり推進機構主催の体験型プログラム「ちのアクティビティ」のツアーも予定されている。

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