耕作放棄地に羊放牧 草を食べて景観維持

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耕作放棄値に放牧された3頭の羊

耕作放棄値に放牧された3頭の羊

山村の地域資源を活用して活性化を図る伊那市高遠町山村活性化協議会(守屋文裕会長)は9日、同町藤澤水上の耕作放棄地に羊3頭を放牧した。羊に草を食べてもらい、景観を保全する。山間地に牧歌的な風景を演出し、新たな名所にする狙いだ。

同協議会は藤澤地区の住民でつくる伊那東部山村再生支援研究会が中心になって市や財産区、生産森林組合などで構成する。農水省から山村活性化支援交付金500万円を受け、持続的な活動をする。

放牧地は国道152号近くの藤澤川右岸の約3000平方メートルで、柵で囲った 。羊は信州大学農学部(南箕輪村)から借り、竹田謙一准教授の研究室がGPS(全地球測位システム)で行動を管理する。

守屋会長は「羊が草を食べることで草が大きくならずに景観を維持できる」と期待を話し、竹田准教授は「将来的には羊の子どもを増やして肥育し、出荷したい」と展望を述べた。

同協議会は9月には藤澤御堂垣外に菜の花を植える計画。カラマツの炭化や木酢液の研究、マツタケの増産なども予定している。

事務局では 一緒に活動する会員を募っている 。問い合わせは市耕地整備係(電話0265・78・4111)へ。

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