織田昇の足跡たどる 岡谷美術考古館で作品展

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岡谷市出身の画家、織田昇さんの没後3年に合わせて開いている収蔵作品展

岡谷市出身の画家、織田昇さんの没後3年を記念し、同市の岡谷美術考古館は収蔵作品展「織田昇回顧展」を同館で開いている。収蔵する45作品の中から、学芸員が選んだ風景、人物、仏像の油絵24点を展示。同館は「地域の美術界に与えた影響や作品づくりの足跡をたどって」と来場を呼び掛けている。来年1月5日まで。

織田さんは、戦時中は奈良の航空大学校で訓練を受け、復員後、実家の桶屋を手伝いながら作品制作をした。小さい頃から絵を描くのが好きだったという織田さんは30歳の時、広島県の画家、小林和作さんと出会い、19年間絵画を習った。晩年は下諏訪町に移住し、諏訪美術会会長を務めた。

同館によると、織田さんはダイナミックな筆遣いが特徴。近くより遠くから見た方が、作品の全体像をつかみやすいという。作品展では、旅行で訪れた中国、中東の風景や、民族衣装姿の人物画など、独特の色使いの作品を公開。小林さんと出会う前に描いたとされる「長崎風景」「吊橋」の2点の展示もある。

栗田愛学芸員は「メッセージ性の強い作品ばかり。どんな思いが込められているか感じ取って」と話している。

開館時間は午前10時~午後7時。入館料は一般370円、小中学生160円。毎週水曜休館(12月29日~1月3日休館)。問い合わせは岡谷美術考古館(電話0266・22・5854)へ。

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