魅力生み出す場に 森のオフィスに宿泊交流棟

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木造を生かし、採光に配慮した共有リビング

富士見町塚平の町営「富士見森のオフィス」隣接地に、同オフィス利用者のための簡易宿泊・交流棟「森のオフィスLiving(リビング)」が完成した。同オフィスを利用して仕事と休暇を富士見で過ごす「ワーケーション」の受け皿として、関係人口の拡大や移住の促進に弾みをつける施設。29日、関係者を集めて竣工祝いの式典と内覧会を開いた。

オフィス利用者、入居企業の要望に応えた。施設の所有は森のオフィス同様、武蔵野大学(東京都)で、町が無償貸与を受けて改装した。

木造平屋建て、延べ床面積約120平方メートル。宿泊定員は最大16人。共有のリビングとミニキッチン、最大4人宿泊可能なツインルーム、2段ベッドの相部屋で構成する。改築事業費は約8400万円。経営は富士見森のオフィスを運営する民間会社、ルートデザインに初年度1200万円で委託する。

式で名取重治町長は「町の豊かな自然と、都会の技術や文化、感性とが融合し、町の新しい魅力と交流を生み出す場にしたい」とあいさつ。武蔵野大の落合恒総務部長は「学生、教職員ともに活用して一緒に施設を盛り立てたい」と述べ、大学生の学外学習での活用やオフィス入居企業との産学連携など同町での新たな交流に意欲を見せた。

宿泊費は相部屋で1人4000円(小学生以下は3000円)と、1部屋(3人定員)で1万円のいずれか。利用はオフィスへの会員登録(無料)が必要で、予約はインターネットで受け付ける。先月から利用者を受け入れ、週末を中心に企業研修の需要があるという。

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