茅野で8日特別こども食堂 ホテル全面協力

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季節ごとに工夫を凝らした食事が用意され子どもたちを喜ばせる「どんぐりカフェ」=2017年12月16日

茅野市で小学生を対象にしたこども食堂「どんぐりカフェ」を運営している市民組織「樫の木会」(保科正之会長)は8日、蓼科温泉旅館組合(同市、柳澤幸輝組合長)との共催で、ホテルが料理からテーブルセッティングまでを全面的に協力するスペシャル版のこども食堂を同市中央公民館で開く。宿泊業者とコラボレーションした新たな取り組みで、関係者も成果に期待している。

樫の木会は市更生保護女性会、食生活改善推進協議会を中心に、趣旨に賛同する各種団体、個人などで構成。どんぐりカフェは3年目で、毎月1回、市内の9小学校単位で地区コミュニティセンターなどを巡回し、子どもたちに食と学び、遊びを提供している。食材や資金提供で協力してくれる企業や事業所も増えている。

同組合(13事業者)では、どんぐりカフェの運営趣旨に賛同し、理事全員の総意で組合事業として協力することを決めた。料理の費用は組合事業費から捻出。ほかに、クリスマスプレゼントも贈ろうと、加盟ホテルや旅館、飲食店をはじめ、北八ヶ岳ロープウェイなどに8月から募金箱を設置して協力を呼び掛け、4日までに8万8425円が集まった。

当日は午前11時から講堂でバンド演奏を楽しんだ後、会場に分かれて食事。料理は、ホテルなどであらかじめ調理をして持ち込む。メニューはお楽しみとなっているが、「洋食スタイルのとびっきりの食事になる」(同組合)という。ホテルスタッフがサービスを提供する。普段のどんぐりカフェは地域が限られるが、今回は全小学校を通じて参加を呼び掛け、市内全域から約120人の子どもが参加する。

柳澤組合長は「地域に根差す社会貢献とともに、プロの料理を味わい、シェフやホテリエのかっこよさも体感してもらい、将来宿泊業や料理人を志す子どもが一人でも増えてくれたらうれしい」と、保科会長は「初めての試みだが、大勢が参加し、楽しいこども食堂になると思う。地域の子どもたちへの心遣いがありがたい」と話している。

樫の木会では、賛同してくれる企業、団体、個人などを随時募集している。

問い合わせは保科会長(電話090・1453・3375)へ。

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