インフルエンザ早くも流行 上伊那の小学校

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洗い残しがないよう時間をかけて手洗いする園児たち=伊那市内の保育園

上伊那地方でインフルエンザが早くも流行している。1日までの1週間に地域内8カ所の医療機関から報告された患者は60人。1医療機関当たり7・50人となり、国が定める注意報レベル(同10人)に迫っている。県伊那保健福祉事務所によると、患者の中心は小学生で、管内の小学校で取られた学級・学年閉鎖の措置はすでに21件。前年同期の7倍と異例のペースで拡大している。かからない、うつさない対策を呼び掛けている。

学級・学年閉鎖は11月中下旬から急増。週明けからさらに拡大し、同事務所には12月2日~5日正午に9件が報告された。駒ケ根市など伊南地域から流行が始まり、現在は伊那市で増え始めている。

同事務所健康づくり支援課は「昨季の流行ペースも比較的早かったが、今季はそれより約2週間早い」と説明。この先、中学校や高校、保育施設などにも広がる恐れがあるとする。1医療機関当たりの患者数も上田地域に次いで多い状況だ。

予防の基本は「小まめで入念な手洗い」とし、うがいを励行して喉を潤しておくことも有効とする。伊那市東春近保育園の園児たちは5日、外遊びを終えると、正しい手洗いができる歌を口ずさみながら手を洗っていた。

マスクの着用について、同課は「人にうつさない対策になるだけでなく、手に付着したウイルスが口や鼻などへ入り込むリスクも減らせる」と説明。早めのワクチン接種や十分な睡眠も呼び掛ける。一般的に38度以上の高熱が出るとされるが、「高齢者は37度台の熱でも感染している場合がある」と指摘し、「平熱より高めだったら、かかりつけ医にまず電話で相談を」と求めている。

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