飯島産「お米」ネコサポで 多摩市で定期販売

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協定締結を喜ぶ飯島町と町営業部食部会、ヤマト運輸松本主管支店の関係者ら

飯島町とヤマト運輸は提携して、東京都多摩市の多摩ニュータウンで飯島産の米を定期販売する事業を開始する。同社はニュータウン内で家事や買い物代行など多様な暮らしの支援を「ネコサポートステーション(ネコサポ)」を拠点に展開しており、その機能を活用。生活に欠かせない米は購入のリピート率が高いと着目し、町のブランド力向上を図る中で高齢化が進むニュータウン住民の買い物支援につなげる。町と同社松本主管支店(塩尻市)は5日、事業推進を含む地域活性化包括連携協定を役場で締結した。

米生産者を含む飯島町民有志でつくる町営業部食部会とも連携。当初はニュータウン内のネコサポ店舗に部会メンバーが定期的に訪れ、実演販売のイベントで町内産のブランド米「越百黄金」などの周知を図る。その上で注文による定期購入の仕組みを構築していく。

同社によると、ニュータウンの高齢化率は26%ほど。高層集合住宅の中にはエレベーターがない施設もあり、重さがある米の定期宅配には一定の需要を見込む。下平洋一町長は「生産者らが現地に行って顔が見える関係をまず作り、消費者の安全安心につなげたい」と説明する。

協定では米を第一弾とする産物販売支援に加え、災害時の救援物資輸送、生活道路の異常報告、子ども安全教室の開催、高齢者・障がい者の見守りなどを盛り込み、相互連携で住民サービスの向上を図る。

協定締結は、下平町長と松本主管支店の宮坂昌治支店長(53)が仕事関係で20年近い旧知の間柄であったことから実現。県内では初の締結で、宮坂支店長は「町がより発展できるようお互いに意見を出し合って全国に発信したい。産物販売では米のほかにも客のニーズに合わせた商品を開発できれば」と期待した。

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