10年間存続で耐震化 茅野みどりケ丘保育園

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耐震改修工事が行われるみどりケ丘保育園

茅野市は5日の市議会全員協議会で、みどりケ丘保育園(宮川)の耐震改修計画を明らかにした。同園は2017年3月策定の保育園管理計画で統廃合の対象となったが、市は今年5月、検討委員会の提言を受けて「10年間存続する」ことを決定した。全協では、10年目以降の保育園の在り方について「7年目ごろから地域としっかり議論をしたい」との意向も示した。

同園は1975年築の木造平屋建て(延べ床面積991・61平方メートル)で耐用年数を経過し、耐震診断で「倒壊する可能性が高い」とされている。耐震改修計画は、基礎の補強や耐震壁の設置、接合部の強化などの改修を行い、長寿命化を図る。内壁と天井、床の張り替え、断熱材や外部サッシの導入、乳児室に床暖房設備を設置するなど「暖かい保育園」にする。

一方、遊戯室南側の使用していない保育室と園児トイレ(延べ床面積153・27平方メートル)を除却する。跡地は、砂場や泥んこ広場などのスペースにする考えだ。

坂本建築事務所(茅野市)が設計を担当し、年明けの入札を経て、来年4~10月に工事が行われる。今年4月1日現在の園児数は50人で、工事中は最寄りの宮川保育園で合同保育を行う。事業費は約1億8100万円。

全協では、議員から10年目以降の在り方検討の見通しを尋ねる発言があった。市側は行政区別年齢人口を保護者や地域に毎年報告するとし、「7年目くらいから地域と議論をしたい」と述べた。宮川地区には現在、同園を含めて4園があるが、園児数の減少などで10年目以降に3園体制で受け入れが可能になった場合、市は「再度、統廃合の話し合いをお願いする」としている。

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