パン餌は「いじめ」 野鳥の餌やり自粛を

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野鳥観察のマナーを守るよう呼び掛けるイラスト入りの啓発看板。分かりやすさを念頭に今年新たに製作した=横河川河口部(岡谷市)

県諏訪地域振興局は、野鳥への餌やりの自粛を求める啓発看板を諏訪湖周の3市町の湖岸に計19基設置した。このうち岡谷市の横河川河口近くなど3カ所にはパンの餌やりが野鳥に与える悪影響を4コマのイラストを交えて紹介する新作を設置した。「本来なら水草を食べる野鳥がパンを食べると、体調を崩す。距離を保って見守って」と呼び掛けている。

啓発看板は毎年、ハクチョウなどの冬鳥が飛来する時期に合わせて見物客に野鳥を観察するマナーを守ってもらおうと設置している。今年はより分かりやすく理解してもらおうと、イラスト入りの看板を新たに作った。縦160センチ、横55センチで、鉄板のパネル面は縦140センチ、横55センチ。パンを食べたコハクチョウが体調を崩し、「おなかが痛い」と苦しがっている様子なども描いている。

同局林務課の及川泉余主事が描き、日本野鳥の会諏訪支部の林正敏支部長が監修した。及川さんは「野鳥を観察するには距離を保つことをお願いしたい。コハクチョウはパンをあげると、近寄ってくるが、実はこれ、いじめているのと同じようなもの」などと理解を求めている。

新作は釜口水門(岡谷市)と砥川(下諏訪町)の河口近くにも置いた。このほかは、例年通りの文字だけの注意看板。いずれも来年4月まで置く。

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