今冬の「穴倉」利用開始 茅野市泉野

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屋外でのセレモニーに続き、いろりを囲み、和やかに懇親した穴倉開き

茅野市泉野にある、かやぶき屋根の農閑期の作業場「穴倉」で7日、今冬の利用開始を祝う穴倉開きがあった。関係者約30人が出席してセレモニーや親睦会が行われた。年内はしめ飾り、正月明けから布草履作りが始まる。市内外から体験者や見学者が訪れ、いろりを囲んで会話も弾み、3月半ばまで、心も温まる“社交場”となる。

穴倉は、地面を1メートルほど掘り下げ、屋根をかけた建物。かつては泉野地区内にも幾つかあったというが次第に消滅。地域住民が、地域の文化を後世に残そうと2005年に復活させた。09年に焼失するもその年の暮れには再建された。屋根の全面修復も2年計画で進み、今年3月までに完了した。

セレモニーで穴倉運営委員会の平澤治委員長は「大勢に来ていただき、にぎやかな穴倉にしたい」、同地区ふる里づくり推進協議会の有賀恒和会長は「住民の憩いの場、交流の場として大勢に利用してほしい」とあいさつ。来賓の今井敦市長は「泉野地区はふるさとの伝統を大切にされている。地域の皆さんが話をしながら作業をする光景が広がることを願う」と期待した。

穴倉では15日午前9時から、しめ縄作り講座がある。参加費500円。定員15人。問い合わせは同地区コミュニティセンター(電話0266・70・1606)へ。

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